HORIBA、NEDO事業で次世代水電解技術SOECの評価解析プラットフォーム開発に参加
HORIBAは2025年11月19日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進する「燃料電池・水電解の共通基盤技術開発」事業において、産総研との共同実施先として参加することを発表しました。固体酸化物型水電解(SOEC)は、アルカリ溶液や固体高分子膜(PEM)を用いた従来技術と比較して、高効率かつ低コストな水素製造技術として注目されています。HORIBAは「高温水蒸気電解評価解析プラットフォームの技術開発」に取り組み、SOECの劣化評価および解析手法の確立、標準的な性能・精度を有する評価装置の仕様確立を目指しています。これにより、SOECセルスタックの要素技術開発を加速し、脱炭素社会実現に向けた次世代水電解システムの実用化に貢献します。
- 記事提供
- HORIBA
- 公開日
- 2025-11-19