半導体受託生産の世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC)は2025年11月20日、熊本県菊陽町の熊本第1工場に設置された水処理施設を報道陣に公開しました。この施設は工場で使用した大量の水を浄化し、使用水の75%を再利用することが可能です。再利用水は半導体材料のウエハー洗浄や排ガス除去などに平均4回用いられており、環境負荷の低減と地下水減少への配慮を目的としています。敷地面積は約2万2千平方メートルで、2024年12月の本格稼働開始以来初の公開となりました。運営は子会社JASMが担当しています。
この記事はOita Pressにより2025-11-20に公開されました。業界の最新動向や技術革新を知る上で重要な情報源となっています。詳細な情報や続報については、記事提供元の公式サイトをご確認ください。